Hi-Spec
こんばんは。
軍パンと共に歩んで(?)創業4年目、PROPS-STOREです。
おかげさまで大好評のM-65、
第一便で届いた分は即日サイズ欠けとなりましたが、
本日Sサイズ(W32.5xL29)を加えた第二便が到着しました。
【Reproduct】U.S Army Type M-65 Field Pant
シルエットは一目見れば
なので今日はディテールやその由来なんかを。
(間違ってたら丸太の上で正座するんで許して下さい。)
まずは一番目につくこのボタンとループ。
ループはサスペンダー用でこのボタンは
↑のお洒落なもんぺ、ライナーをくっつける為のモノ。
このディテールはこのパンツが全天候対応型、つまりクソ暑いジャングルから
クソ寒いエリアまでをこれ一本でカバーする為に
開発されたことに由来します。
このバギーなシルエットはライナーを付けるのが前提で
生まれたってことです。
納得。
次。
ついTALONジップに反応しちゃうのは古着屋あがりの悲しいサガですが、
ご注目いただきたいのはジップの頭についた長〜い紐。
コレは決して男性のシンボルに注目を集めさせる
一種のセクロスアピール為のモノではなく、
これまた件の寒冷地対応ってことに由来します。
つまり、
クソ寒い
↓
手袋つける
↓
寒いしトイレ近くなる
↓
でも寒いしダルいから手袋外したくない
↓
このヒモついときゃ手袋外さずに用が足せる
っていう寸法です。
合理的(?)だなぁ。
面倒くさがりのアメリカ人ならでは。
次。
はい出ました。
一番謎なこの紐。長さ違ぇし。
コレに関しては説が色々あって、
1)止血帯
2)空挺部隊が降下時のばたつきを抑える
3)池や川を渡る時にパンツを脱いで浮き輪がわりにする時に使う
(テープを縛って空気を含ませる)
4)自主規制(お察し下さい)
と言われてるそうです。
1、2は良いとしてレアな説なのが3。
でもこの説の根拠としては防水性の高い素材(ナイロン50xコットン50)を
採用してる事と僕が最高に憧れる男、ベア様(S.A.S.出身)が
似たようなことをやってたんで信憑性ありかと。
長々書きましたが以上で"為にならない軍パン講座"は終了です。
お付き合い頂いてありがとうございました。
あ、それからあとひとつ。
オリーブは前述の混紡素材( ナイロン50xコットン50) を使用していますが、
カーキに関しては素材はM-65と同じくアメリカ軍が生み出し、現在の
チノパンの起源と言われるM-41 KHAKIに使われていたチノクロスを
再現した素材を使用しています。
今度こそこれで終わり。
最後まで読んでくれた方、既にお買い上げ頂いた方に感謝です!
まだご購入いただいてない方も興味を持って頂ければ...
幸せです。