2025.11.15

Port West

ワークウェアと聞くと自分はつい建築、建設系を思い浮かべがちなんですが、漁で着るものや、畑で着るものだってワークウェアですよね。

7、8年ほど前に当店でも展開していた

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ヘリーハンセンのアノラックなんかも船の上で作業する方の為のものだったし。

Port Authorityなんかもそもそもは港湾労働者の為のワークウェアってのが出発点だった様だし。

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バークスデールのシーズンに比べると地味だったけどFワードドラマといえばの”The Wire"でも港湾労働組合が主役のシーズンもありましたよね。

港湾労働/ポートワーカーだからって取り立てて変わったものは着てませんでしたが.......

いずれにせよ遮蔽物がない港湾や船の上は気候の影響を受けやすいのは間違い無いかと。

というわけで前口上はそんな感じで今日のお題はイギリスのポートワーカーをウェアとギアで支え続けている”Port West"のこちらです。

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Port West/400GSM Heavyweight Fleece Jacket

Navy,Black,Grey

M,L,XL

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保温性は高いけれど風に吹かれるのは苦手っていう特性を持つフリース。

ふつうそこでウィンドブロック的なフィルムなりボンディングなりしますが、厚手で目が詰まってりゃぁいけるっしょっていう力技でねじ伏せるスタイル。

ヘビーウェイトスウェットの様に地厚なフリース生地(ちゃんと柔らかい)を使っています。

洗っても乾きがめちゃ早いってのもポリエステルフリースの利点ですよね。

この厚さが相まってフィットが良くなってるんだから不思議やで。

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うっすらレベル7を思わせる(あんなには膨らまないけれど)ボリューム感。

オランダ軍のフリースライナーとかアメリカものの古いウールジャケットを思わせる"Dポケット"の仕様がポイントです。

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ニットキャップ/ビーチフィールド

ライニングパンツ/グラミチxオッシュマンズ (Asia L)

2025.11.13

Beanies

あっちこちからニットキャップが届いててんやわんや。

どれがどうってハタから見るとわかりづらいかもしれない状況に震えていると、

頭の奥から"誰が一番強いんかや決めたらええんや!"って声が聞こえてきました。

いや、ニットキャップに強いも弱いもないやん....とはおもうんですが、僕のなかのアキラがそういうんだからしょうがない。心の声(アキラ)に従うとします。

まずはエントリー#1、ラブレターフロムカナダことカナダ発カナダメイドの”Beaniiez"。

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Beaniiez/Acrylic Watch Cap "Tofino"

Acrylic 100%

Charcoal Heather,Grey,Black,Dusty Teal,Neon Orange,Old Rose,Navy

Made in Canada

数年前に綺羅星の如く現れたライジングスター。

その勢いはグレートムタとして帰ってきた武藤に匹敵します。

色もいいし、てっぺんに入る

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6本のステッチのおかげで形もすこぶるよし。

値段も安いしなにはなくともまずはこれだと言える帽子です。

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エントリー#2は大英帝国から来た裏表のある男。

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Result Headwear/Reversible Beanie

Acrylic 100%

Aqua_Grey,Lime_Grey,Plum_Turquoise

ちょい長めの作りで深く被って後ろにたまりを作るもよし、軽く折り返して被るもよしって形です。

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ペンタゴンの四次元殺法....までは言い過ぎですが、被り方のバリエーション=必殺技が多いのがいいですなぁ。

最後も大英帝国から。

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Beechfield/Reflective Cuff Beanie

当店ではお馴染みの銘柄になったビーチフィールド。イギリス発のブランクヘッドウェア専門銘柄で、絶妙なクセのあるものを作っています。

ぱっと見ヘザー(霜降り)に見える生地、実はその霜降りの部分がリフレクターで

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ばちばちに反射します。形もいいし、色もいい。

アクリルでなくポリエステルニットってのもちょっと珍しいかも。

そんな感じでイキのいいのが揃っています!

2025.11.08

Sweatshirt

夏以外はいつも着ているクルーネックのスウェット。

リバースウィーブやキャンバー、HOB、ロスアパなどの重量級(12-14oz)、リー、ラッセル、ヘインズ、ディスカスなどの中量級(9-11oz)、ギルダン、旧アメアパ(8oz)などの軽量級まで様々着てきました。

で、思ったのがヘビーウェイトという"呪縛"に縛られず、ミッド-ライトウェイトの着心地が一番気持ちよく使えるんじゃないかということ。

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Props Store/12.5oz Classic Sweatshirt

Cotton 100%

Black,Heather Grey

M,L,XL

Made in Japan

¥16,500+tax

アイデアはあっても実現するのがなかなか.....ってとこなんですが、良いご縁があって実現することが出来ました。

スペック上は12.5ozとヘビーウェイトでしっかり厚みがありながら、着るとそれを感じさせないふんわりと軽く柔らかな着心地。体感だと9-10ozあたり。

和歌山で編み立てられたその生地を使い、機能的で理にも適ったヴィンテージスウェットの仕様であるバインダーネックや

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縫い目が平ら/フラットになることからゴロつかないフラットシーマで縫製しました。

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もちろん裏起毛。

フラットシーマ縫製、最初はすっかり溶け込んで目立ちませんが、着て洗ってを繰り返すうちにすこーしずつ存在感を増していきます。

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179cm/L

身幅、袖はゆとりがあって、丈はやや短めですっきりさせたボクシーなリラックスフィット。

なお製品洗い+タンブラーを掛けているので通常選択での縮みはほぼほぼ発生しません。

乾燥機のご使用は避けてください。

さわりについて写真で伝わりづらいのが悔しいんですが、お近くの方は一度トライしていただければ伝わるかと思います。よろしくお願いします!

販売店舗

札幌 Wake.

群馬 Jamal

東京 Props Store

岐阜 College

大阪 Big Uncle Store

鹿児島 Yardbirds Maruya Gardens

2025.11.07

Stripe Muffler

装いが楽しくなるけど、寒すぎるとそれはそれで億劫になる時季がもうすぐやってくる、そう冬将軍が。

それはつまりこのマフラーの時季でもあるわけで。

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Props Store/Poly. Fleece Stripe Muffler

Anti Piling Polyester Fleece

Black,Grey,Charcoal,Navy

37x200cm

Made in Japan

自分的フォーエバー系スタイルアイコンであるポールウェラー卿の写真を見て知った、イギリス発祥のスクールマフラー。

チェックじゃなくてストライプってのが格好いいと思ったし、度が過ぎて(?)無地のスクールマフラーをボディ使いしたワールズエンドの発泡プリント(グラフィックはキースヘリング)のやつを買ったことも。ただ短いし幅も狭いんですよね、スクールマフラーって。

顔も頭も小さいウェラー卿のようにまとめることができず何度枕を濡らしたか......

悔しくてその後個人別注でW幅+200cmのも作ったりもしました。

そんなこんなを経て、ぁあ、この手があったと作ってみたのが素材をウールからポリエステルフリースへ載せ替え、シュマグで覚えた忍者巻きはバカほどあったかいからそれ出来るように大判にしよう!っていう。

フリースだから洗濯機でバシバシ洗えるし、接ぎでストライプにするから好きなように色を構成できるし最高やんけと。

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今年は4色作りました。

とても使いやすい、あったかいしパートナーと共有していますとの声もよくいただけるアイテムです。

そして今年はご当地ものという感じで別注をいただきまして

Busex

Exclusively for Big Uncle Store

Collegeex

Exclusively for College

この2色は当該店舗様のみでの販売となりますのでウチの地元じゃんって方はそちらで是非です。

またお尋ねいただくことが多い忍者巻きですが、基本はシュマグとおんなじで、

1.顔側に来る端を5-10cmほど折り返す

2.左右どちらかやや長めにして頭にかける(やりやすい手側で良いです/今回は右を長く、左を短いとします)

3.長く取った方(右)を曲げるところの基準を目の下あたりに設定しながら首後ろ側へぐるりと回す

4.余らせておいた左手側と合流して結ぶ(前でも後ろでも横でも好きな方で)

これだけです。

ボリュームの出し加減は端の折り幅で調整出来るし、ふんわりさせたければゆる目に巻けばOK。

どう巻くにせよあんまりキチっと巻かない方が柄が流れていい感じに見えます。

夏が暑けりゃ暑いだけ冬はそのぶん寒くなる。去年がそうでした。

他にも秋冬物がたくさん入荷していますのでみなさまのご来店をお待ちしています!

販売店舗

東京 Props Store Props Store Annex

群馬 Jamal

岐阜 College

大阪 Big Uncle Store

鹿児島 Yardbirds Maruya Gardens