« On Sale at Online | メイン

2025.11.18

レイヤリング考

冬場になると楽しくなるのが"重ね着/レイヤード"。

機能的に意味があれば尚良しだけれど、見た目も着心地も含めて気持ちよーく過ごすってのが一番だと思います。

でもせっかく今日はこの格好でいくぜ!とキメたのに素材同士の相性が悪くて肩凝ったり、しばらく歩くと汗かくほど暑くなるのは嫌やんか?

なので自分の体を実験台に気持ちよく、これは新しいかも?を日々研究しているのであります。

Img_9572

手前味噌ですが今日のレイヤード。

トップスは肌に近い方から

①ONC Merino/メリノウールロングスリーブT (ウール100%)

②Gnuhr/ウィンドシャツ (ナイロン100%)

③Props Store/クルーネックスウェット (コットン100%)

ボトムは

グラミチxオッシュマンズ/OCTA パンツ

シェル:ポリエステルxナイロンxコットン

裏地:OCTA (ポリエステル100%)

従来の着方だと風を防ぐウィンドシャツ=シェルジャケットが一番上ですが、個人的に風でバタバタするのは嫌なのと、こんくらいの時期はもうちょい厚手のセーターやフリースも含めてクルーネックのものを外に着るのが好きなんよ。

ウィンドシャツをセカンドレイヤーにしちゃえば風でバタバタしないし、ウィンドシャツがほどよく蒸れてあったかくしてくれたので気持ちよく通勤できました。

もっと寒くなってくるとスウェットをレイヤードに向かないイギリス系ローゲージウールセーターに置き換えてもOK。季節感も出るし(ていうかジャケット着ろ)。

ゴリゴリに寒くなると出番が減るフリースジャケットも同じ様にナイロンを一番上でなく間に挟むと滑りもいいし、風をバチバチに防いでくれてめちゃ快適。

もちろんダウンとかその他化繊中綿なんかのボリューム系ヘビーアウター着ればレイヤードに悩むこともありませんが、いろいろ着たいじゃん?考えるの楽しいし。

ツラツラと書き散らかしましたが何が言いたいかっていうと、

そもそもに"買う"のが目的じゃなくて"楽しく着る"のが目的。なので、順番を入れ違いにしたり、時には裏返すだけでイマイチ出番が限られていたものが蘇ったりするからオススメです!っていう。

で、話は少し変わりますが、

Img_1473

1990-2000s USGI/Cold Weather Gore-Tex® Parka

Mint Condition

S-R,M-R

こちら。アメリカ軍のゴアテックスパーカ。

これよくお尋ねいただくのが<これあったかいですか?>という質問。

その趣旨を<ダウンみたいに単体の状態であったかいの?>と解釈すると答えはNOです。

裏に中綿なりそれ的なものが入ってない限りシェルジャケット単体であったかいってことはありません。ゴアテックスであろうとパーテックスであろうと、シェルは風と雨は防ぐビニール雨合羽の超上位互換なだけなので。

ただシェルの内側に暖かい空気を生み出す、溜め込めるフリース、スウェット、セーターなどを着込めばお互いが作用してとても暖かいです。さっきのウィンドシャツ(シェル)と同じ話。

ややこい話はこんくらいにして、せっかくのミント(極上)コンディションでの入荷なのでこの子のお話を。

雨、風を通さず内部の蒸れは外に出す(透湿)を相反する性質を同居させた機能素材Gore-Tex®。

そのGore-Texをはじめてマウンテンパーカに用いて製品化したアウトドアウェアメーカーMarmotで、そのMarmotが作ったマウンテンパーカを基にアメリカ軍が作ったのがこのモデルです。

前期と後期がありますが、今回入荷したのは後期型。

Img_1489c

Img_1464c

言ってもGen.1stでの前期と後期の違いはフードの端にファーをつける為の受け(スナップボタン)がある(後期)かないか、それから首周りの"ぐり"が浅い(後期)か深いか。

特徴としては左袖のアームポケット、ダブルジッパー、スノースカート、サイズの大きな胸ポケット、脇下のベンチレーションジッパーですが

Img_1466w

Img_1475c

Img_1479w

Img_1477_2

今回は2002年製のS-Regular、1998、2000年製のM-Regularがあります。

Img_1434

Img_1430w

Img_1439w

Img_1449w

179cm/M-Regular