Port West
ワークウェアと聞くと自分はつい建築、建設系を思い浮かべがちなんですが、漁で着るものや、畑で着るものだってワークウェアですよね。
7、8年ほど前に当店でも展開していた

ヘリーハンセンのアノラックなんかも船の上で作業する方の為のものだったし。
Port Authorityなんかもそもそもは港湾労働者の為のワークウェアってのが出発点だった様だし。

バークスデールのシーズンに比べると地味だったけどFワードドラマといえばの”The Wire"でも港湾労働組合が主役のシーズンもありましたよね。
港湾労働/ポートワーカーだからって取り立てて変わったものは着てませんでしたが.......
いずれにせよ遮蔽物がない港湾や船の上は気候の影響を受けやすいのは間違い無いかと。
というわけで前口上はそんな感じで今日のお題はイギリスのポートワーカーをウェアとギアで支え続けている”Port West"のこちらです。

Port West/400GSM Heavyweight Fleece Jacket



保温性は高いけれど風に吹かれるのは苦手っていう特性を持つフリース。
ふつうそこでウィンドブロック的なフィルムなりボンディングなりしますが、厚手で目が詰まってりゃぁいけるっしょっていう力技でねじ伏せるスタイル。
ヘビーウェイトスウェットの様に地厚なフリース生地(ちゃんと柔らかい)を使っています。
洗っても乾きがめちゃ早いってのもポリエステルフリースの利点ですよね。
この厚さが相まってフィットが良くなってるんだから不思議やで。

うっすらレベル7を思わせる(あんなには膨らまないけれど)ボリューム感。
オランダ軍のフリースライナーとかアメリカものの古いウールジャケットを思わせる"Dポケット"の仕様がポイントです。
