10WAY
元々は中近東〜中央アジアの民族衣装的な位置づけだったシュマグ。
別名でアフガンストールとも言われるアレです。
当地では主に頭に巻く装身具として使われるもんですが、長く使われるにはちゃんと
当地のキビシーッ気候と関係した機能的な裏付けがあるようで....
昼間はモーレツな日差しから頭を、砂嵐が来れば顔に巻き付けて耳、鼻、口を、
そんで夜になれば頭〜首に巻いてヌックヌク〜♪
これに目を付けたのがイギリスが誇る特殊部隊のSASの皆さん。*
*僕とSARさんが尊敬してやまないディスカバリーチャンネルでお馴染みのベア様も
ここの出身だそうですネ。
そんな魔法みたいな道具があるなら俺らも使おうぜ!となったらしく、あとは
SASの隊員が使う→他の国の兵隊さんも真似する→故郷に持って帰る→
それを見たミリタリー好きが真似する→ファッション関係者が目をつける→世に広まる
って感じ。
退役軍人が故郷に帰ってそのまま軍服着てたらそれ格好いいね、俺も欲しい!
ってのとノリは一緒ですね。
もっと言えばTAXI DRIVERでデニーロが着てたM-65とかタンカースとかもその類い。
とにもかくにも、普通のストールやマフラーじゃなんだか落ち着かない僕らには
ピッタシなある意味軍モノ由来なアイテムがシュマグ。
今シーズンは一般的なツートーンカラーのものではなく、単色で染め上げられた
タイプをセレクトしました。
軍モノの匂いがほどよく抜けて、より合わせ易さが増したカラーリングです。
ROTHCO/TACTICAL DESERT SHEMAGH-SOLID
ランダムでちょい太めに撚った綿糸を千鳥柄を混ぜつつ、ちょい緩めに織り上げて
フワッと仕上げたROTHCO社製。
ついでに巻き方も。
①まずは対角線で半分に折って〜
②端をクルクル〜(ボリュームを抑えたければいっぱいクルクルしてネ)
③店の前を通るロシア人モデルを
④目で追いながら〜
⑤端っこを
⑥被せてやれば出来上がり。
ちょっとユルめに巻くのがおススメです。
寒い時季はほどけないないように、☟をご参照下さい。
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コストパフォーマンスも抜群です。
是非。