アメリカに買付に行くと、洋服屋さんそっちのけで電器屋、金物屋、ペンキ屋、文具屋、スーパー、
工具屋、時には100均や手芸屋、パーティグッズ屋に行くことだってあります。
マグカップと浮き輪買い集めるのにドーナツ屋とハンバーガー屋回ったこともありました.....
でもそれらは事前に調べておいてそういうお店に行こうと思って行ったのではなくて.....
なんか看板のムードがいいからとか、なんか妖気っていうかバイブス感じただとか、開店待ちの時間潰しに目的のお店のお隣だから寄ってみたとか、そのほとんどが偶然です。
そんな感じで海が近い街で車から船舶関連の工具や部品、用品を扱っているお店で手にしたのが

Wichardのカラビナでした。
ゴツい、強い、無骨が正義のアメリカに、しかも専門店でこんな勾玉みたいな綺麗な曲線だけで構成されたカラビナがあるなんて.....

Wichard
316L Stainless Steel Calabiner+Shackle Set
Made in France
パッケージをよく見たらアメリカではなくフランスものでしたって話なんですが、
それはともかく最初はこんな綺麗な曲線ってこたぁよくあるカラビナ"風"のチャチなやつなんでしょう?と思ったらガチ中のガチのやつで、船舶用品を作っているメイカーでした。
船舶用品ってこたぁ海水にも耐えるし(通常のステンレスより耐食性、強度に優れる316L ステンレス製)、グイグイ引っ張ったって(カラビナの使用重量 200kg/シャックルの使用重量 100kg)余裕なやつ。

しつこいようですが、ぼく時計と財布とベルトのバックルとキーホルダーは小さい方が好きなのと
+どうしてもこのカラビナ使うならここんちのシャックルと一緒に使って欲しいってのがあって
数種類ある中からこのサイズをセレクトしました。

このシャックルはリング型と違って鍵の頭、鍵先の向きがそろうので収まりがとても綺麗。
曲線だから手当たりもすごくいいし。
ラフなパンツでも綺麗なパンツでも合うし、ベルトループに引っ掛けなくたって小振りだからポケットの中でも収まりが良いし、エルメスやらティファニーやらも元ネタはこういう工業製品や日用品だったりするし、女性が使うのもめっちゃいいと思います。
なお鍵をシャックルに通す際は下記の手順でお願いします。
1.シャックルからピンを抜く
2.鍵上部の穴をピンに通して、ピンをシャックルにねじ込む
3.ピンのネジをペンチなどでしっかり締める
シャックルに付属するピン(ねじ込み式)直径4mmよりも鍵上部の穴が小さいものはお使いいただけません。(日本の一般的な鍵上部の穴のサイズは5mm)
またシャックルに付けられる鍵の本数ですが、ピンの有効内寸(8mm)を基に日本の一般的な鍵(上部の厚みは約2mm)で想定した場合4本となります。
てな感じで新入荷が立て続け、まだ紹介できていない商品ももりもりありますのでお近くの方はぜひ店頭でご覧になってください。
Props Store
東京都渋谷区神宮前3-31-18 外苑コーポ103
12:00-19:00
IG:@propsstore
Props Store Annex
東京都渋谷区神宮前2-30-5 トーカン原宿キャステール 0002
月-金 13:00-19:00/土、日 12:00-19:00
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