Vasque
冬場は朝起きれば一面銀世界.....ってのも珍しくないアメリカ北東部。
ニューヨークをはじめ、その北に位置するボストン、対岸のニューアーク、南に位置する
フィラデルフィア、ボルチモアも同じく冬場の厳しさは相当なもんです。
雪が降れば当然(水はけが悪い道路の作りも手伝って)足元もグッシャグシャ。
だからこそ都会でありながら足元を気にせずガツガツ歩けるTimberlandが
支持されるに至ったんだと思います。
で、話は2000年代初頭。
それまでTimberland一辺倒だったブーツ事情にNikeがゴアドームで参戦して
勢力図に変化が。
TimberもGore-texを使ったモデルやField Bootsのハイカットなんかをリリース
して張り合ってた状況下で、"第三勢力"としてグィグィ出てきたのがガチの
トレッキングブーツメーカー。
L.A SportivaやAsolo、それからVasqueあたりがそうです。
そりゃあもうそもそもが雪山登るためのブーツですから、防水性もグリップも
(基本Gore-tex x Vibramソール)バッチリだったし、従来のメーカーにはない
ブーツでありながらスニーカー的なカラーリングも受けたんだと思います。
もちろん価格も結構なもんでしたが、そこは"彼ら"特有の気質="俺は稼いでるぜ"を
見せつけるのが彼らのマナー。
日本の本格的な専門店でもお目にかかれないトレッキングブーツがゲトーな
スニーカー屋の棚にズッラ~ッ並んでる姿は壮観だったし、それをガンガンに
キャッシュ(ディーラーさんですね、わかりますw)で買う彼らの姿にはある意味
感動すら覚えました。
こいつらここまでやんのかと。
てな感じで長くなりましたが、その頃感もちょっと意識しつつ、当時とは違う
合わせ、ノリで楽しみたいなぁということで
長い前フリにも出てきたVasqueのブーツを。
New Balanceがまるっとパクってましたがこっちが由緒正しきオリジナルでごんす。
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